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2013年10月28日

「心」読後感想

人から借りて読んだ本ですが、姜尚中 著の「心」

一晩で読破してしまいました。

彼のことは、TVでも見かける程度ののことしか知りません。

でも本を読んだ後は、すごく興味がわきました。

この本の中の第二部四「看取り」 の中で彼が書いた文章

テレビや新聞から流れてくる無意味で無感想でカサカサとした乾いた何万もの死と...

紙に書いた絵のような死.....どういうことか......

それは「数字」 たくさんの死は被災地から離れた人には実感をともなった

リアルな死ではなく、ただ統計的な無味乾燥な「数字のうえの死」に置き換えられてしまった

隠ぺいされた死、消毒された上澄みの死だけしか見ていない....(抜粋)


毎日、ニュースなどで災害や、テロ、その他いろいろ

死亡された方々の数字にいつも耳が慣らされている状態です。

そのことに気付かされて、気持ちが落ち着きません。

わたしは、「感動するよ」と言われて読んだのですが、感動もしましたが、鉛を飲み込んだような重い感じです。

でも著者のご子息の言葉「生きとし生けるもの、末永く元気で」

この言葉には共感します。

皆様もお元気でface01



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Posted by ヤマ at 12:15│Comments(0)
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